かた湯の絵本

好奇心の赴くままに

UdBoardについて:BlackBoard for VRC

自分のHatena Blogがあったことをふと思い出したので、そして何かを書きたい気持ちが溢れてきたので、再開することにしました。最近作ったUdBoard(VRChat用黒板)について、少し書こうと思います。

www.youtube.com

 

 

私がVRChatを始めたのは、2018年ごろだったか、VKet2やPandora ep.1 に(ひとりで!)行って遊んでいた記憶はあります。当時、VRChatにおける筆記手法がいくつかありました。試してみたのは3Dペンでした。パーティクルを利用するタイプ、トレイルを利用するタイプの二つです。空間に書けるの楽しいぜ、と思っていたのは束の間、長く書いていると次第に散らかってしまったのです。もともとVR空間でお絵かきというより、板書をしてみたかったのでした。ノートやラップトップではくて、ホワイトボードや黒板に書くと思考がすっきりすること、結構あるんですよね。

 

 

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当時ここも好きだった(2019年にとったものらしい)

書いたものが散らかる現象をなんとかするため、とりあえずホワイトボードをVRでつくれないか調べました。するとどうやらRenderTextureとCameraを使うと、いわゆる水平射影の原理で、ホワイトボードができるらしいということが分かりました。つまり奥行き視界の狭い水平撮影タイプのカメラでペンを撮影し、RenderTextureに結果をおくり、黒板に出力する、という手法です。そのホワイトボードを再現し、ワールドを作ることを始めました。

 

 

しかし書き味には満足できませんでした。書き味は書道をしている感じです。筆を使っている感じとも言えます。そして、どうやら書道ができるギミックのおいてあるワールドがあるらしいということで、そのワールドにも行ってみました。これ原理は同じなんだ、そしてやっぱりほしい書き味はこれではない、と感じたのです。そこで、ゆっくりではなくすばやく書いても結果が綺麗な黒板を作ることを目指すことになりました。